箱庭療法とは・・・

 箱庭の中に様々なミニチュアの人形や建物,動物,自然,家具などの玩具を使って小世界を作ることです。
 非言語的な手段を使って手軽に“世界”を作り出せるこの箱庭療法は,作る人の心の世界のイメージの表われであったり,自分自身の表現であったりします。そうして,カウンセラーとの関係に支えられた「自由で保護された空間」で,深い心の層のイメージが浮かび上がってくるとともに,心の自己治癒力が発現し,心の全体性を探していこう,高めていこうとする力が起こってくると考えられています。
 この療法はユング派の心理療法家 ドラ・カルフ(Kalff, D.)によって,分析心理学の理論を導入した心理療法の一技法として実施・研究されるようになったもので,日本では1965年に河合隼雄によって導入されました。

適用

 砂とおもちゃを持って遊べる年齢の子供から大人まで。様々な方に適用できますが,,特に言葉ではうまく気持ちを表現できないけれど,もやもや感・イライラ感が強い方,心に傷を負った子供,不登校,精神的な辛さを身体の調子の悪さとして感じやすい方など。

その他

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お問い合わせ先

  川田クリニック TEL:0766-20-7880 FAX:0766-20-7881


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